疲れやすい。生きづらい。どうして私だけ?
体力がないから?
気にしすぎ、細かすぎ、神経質なのかな?
努力が足りない?
心が弱いから?
——ずっと、自分を責め続けていました。
この記事では、こんなことをお話しします。
- 「繊細さん」に名前がついて、何が変わったか
- 性格ではなく「気質」だと知って、救われた話
- 疲れやすさとの、私なりの付き合い方
この本を手に取ろうか迷っている方の、なにかの手がかりになれたら嬉しいです🌿
① 繊細さんとは?私も”繊細さん”だと気づいた日

この本は、繊細さん(HSP)とはどういう人なのか、その繊細さを持ちつつ、どうやったらラクに生きていけるかのコツが書かれた本です。(本の中では、繊細さんではない人を「非・繊細さん」と呼んでいます)
読んで、気づきました。
——私も、”繊細さん”なんだと。
ずっと苦しかった。
疲れやすい、生きづらい、私だけなぜ? そう感じていたことに、名前がついた。
ただ、それだけで本当に嬉しかったんです☺️
ストンと心の奥底にしっくりきて、スーッと、心が軽くラクになりました。
② 性格じゃなく「気質」だった

もうひとつ、救われた言葉があります。
繊細さんは、性格ではなく「気質」だということ。
「それのどこに救われるの?」と思うかもしれません。
気質は、先天的なもの。
つまり、良い・悪い、美しい・そうでない、ではなく——私の一部、私そのものだということ。
私の手や足、心と同じように、「繊細」も私の身体の一部。
そう思えたとき、繊細な自分を、少しだけ好きになれた気がしました☺️
そして、繊細だからこその生きづらさを、少しでもラクに元気に生きる術がある。
それは、誰でも練習すれば身につけられるということ。
早く先が知りたい気持ちと、読み終えた私はどんな私になっているんだろうというワクワク♪で、最初の章を読み終えました。
③ なぜ疲れやすい?五感別で見えた、私の場合

この本には、繊細さんが少しでもラクに生きるコツも書かれています。しかも、五感別で。
感じる五感の強さも、人それぞれ。私は、これを初めて知りました。
私はどうだろう?と考えてみると——視覚と聴覚が、いちばんストレスを感じやすいようです。
・嗅覚、触覚までストレスを感じているときは、かなり疲れている状態
・味覚にまでストレスを感じるときは、何もせず、ただただぼーっと、ごろごろダラダラ過ごす日にする! と決める勇気を持つ
でも、その手前で防げれば、なお良いですよね。
本には、五感別の予防と回復のケア方法まで書かれています。
自分に当てはまるものを、試してみるといいかもしれません☺️
④ 私の外出セットと、回復のしかた
実は私、無意識にやっていたことがありました。
外出するときは、メガネ、サングラス、つば広めまたはお気に入りの帽子、マスク、ヘッドホン。
これらをバッグに入れて出かけています。
疲れを感じたときは、お気に入りの大きめなブランケットの出番。
頭から全身をすっぽり覆って、部屋の明かりも消して、少しの間くるまっていると——ざわざわと落ち着かなかった心が、穏やかになっていくのを感じます🌿
⑤ 「疲れてるから休むね」が言えるまで

家族と過ごしていると、相手が元気に家のことをしてくれているとき、自分だけ休んでいるのが申し訳なくて。
心も体も疲れているのに、一緒に動いてしまうことが多くありました。
でもその後、どっと疲れがきて、何日も寝込んでしまうことも。
そこで思いきって、自分を優先する勇気を持つことに決めました。
「疲れているから、私は休むね」ということ。
相手を優先ではなく、自分を大切にすることで、寝込むことは、だいぶ少なくなりました。
でも何より、いちばん感じたこと。
それは、自分の心の声を聞くこと🌿
そして、できるなら、なるべくその声を優先してあげること。
そうすることで無理なく元気に過ごせて、相手にも元気を分けてあげられる。
職場、学校、友達、家族の中でも、いい循環が生まれますよね。
そしてもう一つ。自分の気質から、何が苦手で何が得意かを知ること。
そうすることで、繊細な気質を活かせる場所があるかもしれない。
それができるようになっているときは、「鞭を打って頑張れ」「こんな私は嫌」と言ってきた自分とも、卒業できているのかもしれません☺️
⑥ 人間関係がうまくいかなかった理由|真反対の鎧

繊細さんは、人間関係で悩む方が多いのではないでしょうか。
非・繊細さんと繊細さんの感覚の違いが、どれくらい違うか。
私は深く考えたことがなく、どちらかというと——敏感すぎる私の感覚がおかしいんだと思って、ひた隠しにしてきました。
真反対の鎧を着て、過ごしてしまいがちです。
以前に比べると、重たい鎧から少し軽い鎧へと変わりましたが、どうしても癖のように、人と関わるときは「真反対の私」スイッチが入ってしまいます。
おかしい自分だから人間関係がうまくいかないと思って、本来の自分を隠し、真反対の自分を装ってしまう。
そう努力しても、それでも人間関係はうまくいきません。
うまくいっているように感じても、相手の言葉で傷ついたり、人といるだけで、ぐったり寝込むほど疲れてしまったり。
「だったらいっそ、人と関わらないようにしよう」
そう思っても、仕事や家庭、学校など、社会と繋がるということは、人と関わることを避けて通れませんよね。
ではどうしたらいいのでしょうか。
著者は言っています。
自分を出すことで、人間関係はグッとラクになる、と🌿
私、真逆のことをやっていたんですよね。
自分で自分の感覚を否定して、真逆の自分を作っていた。
そしたら、自分とは反対の人が集まってくるようになって、結果、もっと人間関係が複雑になり、傷つくことも増えて。
悪循環になっていたように思います。
自分を否定していたので、自分を出すって難しいんですが、練習すると上手くなっていくとのこと。
自分と波長の合う人たちに囲まれる環境を目指して、少しずつ勇気を出してみようかな、と思っています☺️
⑦ 働き方の章|正直な感想

繊細さんが伸び伸びと働ける方法も書かれています。
ただ正直、「繊細さんに限らず、そうできることが理想だよね」という印象でした。
ですが、繊細さんは特にそうした方がいいと、私の体験からも納得のいく内容でした。
この本を読む方には、色々な事情があり、環境も職場も違うでしょう。
繊細さんに合った職場の”ひとつの指針”として心に留めておくだけでも、心の支えになると感じました☺️
やはりこの章でも感じたのは、自分を知ること。
そこが土台にあり、環境を整えていくことが大事だと思いました。
まずは、繊細である自分を知ること。
得意・不得意は何か。好きなことは? 苦手なことは? 繊細な感覚の中でも、どういうことに一番強く反応するのか。
私も改めて、自分と向き合う時間をとろうと感じました。
⑧ まとめ|繊細な自分を、少しだけ好きになれた
繊細な自分を知ることから始まり、生きづらさを抱えるときもあるだろうけど、繊細な自分の声をどんどん聞いて、信じて行動していく。
すると気づくと、以前より軽く爽やかな気持ちで、毎日を生き生きと過ごしている自分がいる。
そんな私になるためのコツが、たくさん詰まった本でした📖
どうしても繊細な自分に嫌気がさしてしまいがちな私ですが、でも、繊細だからこその良さもあって。
そんな自分を、少しだけ好きになれた気がします☺️
―――
自分の心の声を聞く。私はそれを、書くことで少しずつ練習してきました。その記録は、こちらに書いています



コメント