『書く瞑想』レビュー|座る瞑想が続かなかった私が「これならできる」と思えた理由

瞑想ができない私が救われた、のテキスト。ノートとペンのアイキャッチ画像。 Uncategorized

瞑想やマインドフルネス、試したことはありますか?

私は何度かあります。そして、何度もできませんでした。

「誰でもできるストレス解消法」として紹介されているのを見るたびに、できない自分をちょっと責めていました。

そんな私が『書く瞑想』という本に出会って、「瞑想って、静かに座るだけじゃなかったんだ」と知ったときの話をします。

同じように「瞑想、続かなかったな…」という方に読んでいただけたらうれしいです😊


① 『書く瞑想』はどんな本?

『書く瞑想』は、「感情ジャーナル」というメソッドを紹介している本です。

ざっくり言うと、3つの層でできています。

書く瞑想(毎日)…その日の感情を書き出して、心を整える

書く片付け(月1回)…書いたものを振り返って、頭と心を整理する

書く習慣(3ヶ月サイクル)…内省と行動を循環させながら、やりたいことに近づいていく

著者は習慣化のプロで、5万人以上の指導と1000人以上のコーチングの経験から生まれたメソッドだそうです。

読んでいて何度も出てくるのが「内省と行動はセットで循環させる」という言葉。

書くだけで終わらせない、というのがこの本の軸だと感じました。

それぞれのワークの具体的なやり方は、ぜひ本で確かめてみてください。

ここからは、私がこの本を読んでどう感じたかを書いていきますね😊

▶︎⑴ 基本情報

その前に、本の基本情報はこちらです。

項目内容
タイトル書く瞑想 1日15分、紙に書き出すと頭と心が整理される
著者名古川 武士
出版社ダイヤモンド社
ページ数256ページ

② 私が『書く瞑想』を手に取ったきっかけ

私が『書く瞑想』を手に取ったきっかけの章。ノートとぺんの画像。

私はこれまで、瞑想を2つのタイプで試したことがあります。

ひとつは、姿勢を正して座り、目を閉じて呼吸に意識を向けるタイプ。

これは、とにかく不安が大きくなるばかりで、私には合いませんでした。

もうひとつは、横になって力を抜きながら、物語を聴いたり呼吸に合わせて体をゆるめたりするタイプ。

途中で眠ってしまうくらい効果はあったのですが、寝る前のリラックスがいつのまにか「義務」になってしまい、かえって眠れなくなってやめました。

一方で、ジャーナリングという言葉は知っていて、中身をよく理解しないまま、月に数回アプリで気持ちを吐き出すことはしていました。

悲しいとき、不安なとき、とにかく気持ちを外に出したいとき。

すると、荒々しかった心がすーっと落ち着いていくのを感じていたんです。

「これ、ちゃんと知りたいな」

そう思っていたときに出会ったのが『書く瞑想』でした📖


③ 瞑想は「静かに座る」だけじゃなかった?

瞑想は「静かに座る」だけじゃなかった?の章。女性が座って静かに瞑想をしている画像。

この本を読んで、いちばんうれしかったのはここです。

瞑想には、静かに座るタイプだけじゃなく、「書く」瞑想があるということ。

私が瞑想から得たかったのは、ストレスの軽減や、不安が浮かんでも流せるようになること。

それを「書くこと」でもできるのだと知って、やっと自分に合った瞑想を見つけられた気がしました☺️

そして何より、「目を閉じる瞑想ができなかったのは、私がダメだったからじゃなくて、ただ合わなかっただけ」と思えたこと。

瞑想という言葉を見るたび、聞くたびに、できない自分を少し責めていた気持ちが、すっと軽くなりました。

もし同じように「瞑想できない自分」を責めたことがある方がいたら、この一点だけでも読む価値があると思います。


④ 15分も書けるか不安…な人こそ読んでほしい

正直に言うと、読みはじめの私は不安でした。

書く瞑想は1日15分。

私は以前、寝る前に8分間ひたすら書き出すことをしていた時期があるのですが、その8分ですら長く感じた日があったんです。

15分…続けられるかな、と。

でも読み進めてみると、15分はひとつづきではなく、項目ごとに3〜4分ずつに分かれていました😊

しかも、それぞれの項目に「問い」が用意されているんです。

紙を前にして、何を書いていいのか分からずフリーズしてしまった経験、ありませんか。

私はあります。だから「問い」があるだけで、グッと気軽に始められそうだと感じました。

さらに、それでも書けない人のために、感情の例がそれぞれ15個以上も載っています📖

ここまで用意されていたら、白紙パニックの心配はなさそうです。

型はカスタマイズしてもOK(まずは1週間、型どおりに試してからが推奨だそうです)。

そして、ワークで使うフォーマットはすべてダウンロード版のリンクが本に掲載されています。

「これじゃないとダメ」と言われたら書く前から離脱しそうだった私には、このゆるさがありがたかったです☺️


⑤「書く片付け」って本当に必要?

「書く片付け」って本当に必要?の章。はてな?のマークがついた積み木が3つ縦に並んでる画像。

月1回の振り返り「書く片付け」。

正直、最初は「これ、いるのかな?」「義務になりそうだな」と思っていました。

でも、読んでみて納得しました。

頭の中の整理は、物の片付けと同じなんだそうです。

不要なものが増えていくとスペースがなくなってごちゃごちゃしていくように、頭の中も、一度ぜんぶ書き出して可視化してから、必要なものとそうでないものを分けていく。

思い返せば、私も無意識に似たことをしていました。

手帳のちょっとした日記や書き出したノートをふと読み返すことがあって、あるとき気づいたんです。

場面は違うのに、いつも同じようなことに傷ついているな、と。

もしかして、自分が大切にしている価値観からズレることが起きたときに、悲しくなっていたのかも。

気づいてしまえば、大きな一歩を踏み出したようなものでした。

それからは、傷つくことそのものが減っていったんです。

その場で「客観視しましょう」と言われても難しいけれど、少し前の自分のノートを読み返すだけなら、自然と客観視できる。

読み終わる頃には、「書く片付け、試す価値ある気がする♪」という気持ちに変わっていました。


⑥ どこまでやればいい?目的別の道しるべ

どこまでやればいい?目的別の道しるべの章。小さなキャンドルの道標の画像。

この本には、「自分はどこまでやればいいのか」の道しるべも書かれています。

  • 心を整えたい人→書く瞑想まででOK
  • 心も生活も整えたい人→書く片付けも追加
  • 人生でやりたいことを見つけたい人→書く習慣も追加

全部やらなきゃいけないわけじゃない、というのが安心ポイントです♪

私は以前、「やりたいことが見つかる」と言われるモーニングページに挑戦して、続かなかったことがあります。

朝から辛い声ばかりが溢れてきて、1日がずっと苦しくなってしまったんです。

いま思えば、当時の私に必要だったのは「やりたいこと探し」ではなく、自分との対話や心の回復のほうが先だった。

だから私は、まず「書く瞑想」から始めます。

自分のいまの状態に合わせて入り口を選べるのは、この本のやさしいところだと思います🌿


⑦ ノートとペンは、家にあるもので

読み終わる頃には、ノートとペンはどれにしようかと、ネットで探している自分がいました。

でも、まずは家にあるノートと、いま使っているペンで始めることにしました。

道具を揃えてからじゃなくていい。

始めることのほうが、先だと思ったからです☺️


⑧ 正直に言うと、ここは人を選ぶかも

正直に言うと、ここは人を選ぶかもの章。本を開いたイラストの画像。

ひとつだけ、正直に書いておきます。

この本には、著者が名付けた言葉がたくさん出てきます。

読みながら「あれ、これはどのワークの話だっけ?」と、整理が追いつかなくなる瞬間が私にはありました。

でも、大丈夫です😊

最後のページに簡潔なまとめ版が掲載されていて、それを見ると理解がグッと進みます。

読み終わってもよく分からなかった…という方は、まとめ版から見返すのがおすすめです。

それに、私はこう思っています。

理解は、後からでもいい。

著者も内省と行動はセットだと繰り返し言っていますが、行動しながら続けていれば、いつか理解が追いついてくる時期がくる。

「とにかくノートとペン準備して、やってみようかな」——これぐらいの気持ちで十分だと思います🌿


⑨ 『書く瞑想』をおすすめする人・しない人

▶︎ おすすめしたい人

  • 静かに座る瞑想が続かず、自分を責めたことがある人
  • – 白紙のノートを前にフリーズした経験がある人
  • – 完璧にやろうとして、始める前に疲れてしまう人
  • – ジャーナリングが気になっているけど、やり方が分からない人

▶︎ 合わないかもしれない人

↪︎ すぐに効果を実感したい人

 正直に言うと、ジャーナリングに即効性はありません。

私も、書いている瞬間は心がすーっとするけれど、「何が変わったか」を実感するまでには時間がかかりました。

数ヶ月経って、ふとした折に「あれ、これ以前よりできるようになってる」と気づく。

そういう変化の仕方です。

↪︎ 全部きちんと理解してから始めたい人

 著者が名付けた言葉がたくさん出てくるので、順番に理解しようとすると前に進めなくなります。

「よく分からないけど、こんな感じか」で読み進められる人のほうが、たぶん向いています。

 ↪︎ いま、マイナス感情に向き合うのが辛すぎる人

 放電ログは、マイナス感情と向き合う作業です。

頭も体も心も、ぜんぶが拒絶している——そんな時期って、ありますよね。

無理に向き合わなくていいと私は思っています。

もし始めるなら、辛すぎるものからではなく、小さなマイナス感情から。

まずは「続ける習慣」をつけるほうが先かもしれません。


⑩ まとめ|気づけば、ノートとペンを探していました

読み終わったとき、気づけばネットでノートとペンを探している自分がいました。

毎日書けなくてもいいそうです。

1日2日空いても、3日目にまた始めればいいだけ。

ここまでできたら最高、これだけできたらOK、というゆるいルールでいい。

完璧主義で始める前に止まってしまいがちな私には、それが何よりの安心材料でした☺️

1週間後、3ヶ月後、1年後。書く瞑想を続けた私は、どんな景色を見ているんだろう。

いまはまだ分からないけれど、そのワクワクごと、ノートに書いていこうと思います。

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